多くの業種の中で営業職が唯一「向き不向き」がない業種だと俺が思う理由
多くの仕事の中で営業職が唯一「向き、不向き」がない業種だと俺が思う理由
毎年のように多くの新入社員が入ってくる。
もちろん人それぞれ個性があり、
「明るい奴」「暗い奴」「おしゃべりな奴」「まじめすぎる奴」
しかし、営業に入る奴のイメージって、おしゃべりで明るくて、どこでもやっていけそうな奴が就きそうな仕事だと思っていないか。
しかしそれは全く違う。
まともに人とコミュニケーションが取れない奴や、元ひきこもりだったり、みんなからみたら「全く向いていないんじゃないか?」と思ってしまう奴も毎年たくさん入ってくる。
さて、今回のタイトル通り俺は営業という仕事は、「向き不向き」が唯一ない業種だと思っている。
それはなぜか。
答えから言うと、「営業で結果を出す事」において性格なんてものは一切関係ない。
性格が明るい奴だろうが暗い奴だろうが一日やることは一緒だ。
毎日お客にぺこぺこしてモノを買わないかとすすめる。それだけだ。
もちろんそこで技術の部分やセンスの部分は出てくるが、「性格」が売れない原因になるなんてありえないのだ。
性格を武器にして営業なんてやってるやつはいない。
性格なんてお客にはわからない。
お客が感じるのは「性格」ではなく「印象」だ。
不真面目な奴が、誠実な営業マンを演じれば、客は誠実な人だと認識する。
要は、自分が営業マンを演じることが重要で、それさえできれば「向き、不向き」なんて関係ないのだ。
明るい奴だろうが暗い奴だろうが、「素」で営業なんてするわけない。
「営業マン」としての自分で営業するのだ。
暗い奴でも営業中はしっかり喋るし、おしゃべりな奴も客に向かってしゃべりまくったりはしない。
なのにもかかわらず、売れずに結果が出ない若手はいつも言う。
「向いてないんですかね。」と。
営業マンにとって最悪な言い訳だ。
それは自分が向いていないのではなく、まだ営業マンとして完成していないだけだ。
難しい技術もいらない、体力もいらない、取り柄もなくていい。
「向いてない」この言葉にさえ負けなければ誰でも営業マンとして結果を残すことはできるだろう。